カテゴリ:不動産売却ブログ / 投稿日付:2024/09/02 10:49
【売り】と【買い】を同時に進めることは可能か
買いかえでは売却と購入の両方の手順を踏むことになります。
それぞれどのようなプロセスがあるのかをざっくり示すと、以下のとおりです。
【売却】
①複数の不動産会社に自宅を査定してもらう
②売却を依頼する不動産会社を決め、媒介契約を結ぶ
③査定価格を参考に売り出し価格を決め、売りに出す
④購入検討者に自宅を内見してもらう
⑤反応が思わしくなければ必要に応じて価格などを見直す
⑥購入希望者が現れたら価格や引き渡し時期を交渉する
⑦交渉がまとまったら売買契約を交わす
⑧買主から購入代金を受け取り、登記手続きをして物件を引き渡す
【購入】
①物件情報のなかから希望に合う住宅を探す
②購入したい物件が見つかったら購入を申し込み、
仲介物件の場合は不動産会社と媒介契約を結ぶ
③売主と価格や引き渡し時期などの条件を交渉する(主に仲介物件の場合)
④金融機関に住宅ローンの事前審査を申し込む
⑤交渉がまとまったら売買契約を交わす
⑥金融機関に住宅ローンの本審査を申し込む
⑦金融機関の審査が通ったら住宅ローン契約(金銭消費貸借契約)を結ぶ
⑧金融機関から住宅ローンの融資を受けて売主に購入代金を支払い、
物件の引き渡しを受けて登記手続きをする
●【売却】と【購入】の同時進行は難しい
自宅の買い替えで【売り】と【買い】を同時並行的に進められれば効率がいいと思われるが、
タイミングを合わせるのは難しいでしょう。
それにどちらも上記のように手間のかかる作業なので、
両方いっぺんに進めるのは物理的にも大変そうです。
そのため、買いかえでは【売り】と【買い】のどちらかを先に進めるケースが一般的となります。
売りが先の場合を【売り先行】、買いが先の場合を【買い先行】などと呼んで
区別することが多くあります。
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